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カンボジア経済 https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh

カンボジアの経済について、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

Jackおじちゃん
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2008/05/04

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  • シェムリアップ 小粋なイタリアン Crep’Italy

    シェムリアップ中心部にある小粋なイタリアンレストラン「Crep’Italy」です。場所は、パブストリート近くにあります。オープンな造りで、明るくワイワイとした雰囲気です、メニューはイタリアン中心ですが、ご主人がベルギー出身とのことで、ベルギー料理もあります。今回は、前菜はアンティパスト、メインは名物のリゾット、ムール貝のワイン蒸し、アクアパッツァ等をいただきました。お客さんは観光客の方が多いようでした。お勧めです。Crep’Italyhttps://crepitaly.com/名物のリゾットとムール貝のワイン蒸しアクアパッツァもいい感じでした。↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓にほんブログ村シェムリアップ小粋なイタリアンCrep’Italy

  • 使ってみました カンボジア到着時の入国・税関・検疫手続きのアプリ

    カンボジア内務省は、カンボジア到着時の入管、税関及び検疫に係る手続きを「Cambodiae-ArrivalCard」としてオンライン化し、2024年1月1日から試験運用を開始しました。これまでは紙媒体のフォームにより行われているカンボジア到着時の入管、税関及び検疫に係る手続きが、専用サイト(www.arrival.gov.kh)またはアプリ(Cambodiae-Arrival:CeA))を通じて行うことが可能となりました。今回は、プノンペン空港到着時に利用してみました。成田空港での待ち時間に、スマホでオンラインサイト(英文です)にアクセスして、氏名、パスポート番号、ビザ番号等を入力しました。顔写真、パスポートの写真も必要ですが、スマホのカメラで簡単に対応できました。アライバルビザが必要な方は、必要なビザの...使ってみましたカンボジア到着時の入国・税関・検疫手続きのアプリ

  • プノンペン上水道公社 バケン浄水場第3期 建設契約に調印

    4月10日、プノンペン上水道公社は、バケン浄水場第3期工事の設計・建設契約をフランスのビンチ・コンストラクション・グランズ・プロジェクツ社と調印しました。契約金額は、1億330万ドル(約162億円)で、2027年の完工を目指すとしています。第3期浄水場の処理能力は19万5000立方メートル/日で、総工費は2億4700万ドルと見込まれ、そのうち2億500万ドルはフランス開発庁の低利融資で賄う計画です。バケン浄水場の第1期は、2023年6月に完成しています。処理能力は19万5000立方メートル/日、総工費は2億4700万ドル(約350億円)です。フランス開発庁(AFD)、欧州投資銀行(EIB)、EU等からの支援を受けて建設されました。設計と建設はフランス企業ビンチ・コンストラクション・グランズ・プロジェクツ(...プノンペン上水道公社バケン浄水場第3期建設契約に調印

  • エアアジア・カンボジア 運航を開始

    5月2日、エアアジア・カンボジアがカンボジア国内便の運航を開始しました。エアアジアは、マレーシア発祥の格安航空会社(LCC)で、LCCとしては世界有数の規模を誇ります。エアアジアのカンボジア子会社のエアアジア・カンボジアは、5月1日にカンボジア国家民間航空事務局(SSCA)から正式な航空運送事業許可(AOC)を受けています。当初はエアバスA320型機2機で、プノンペン、シェムリアップ、シアヌークビルの3都市を結ぶ便を毎日運航します。今後、需要と市場動向を検討しつつ、第3四半期にも国際線の乗り入れ先を発表する予定とのことです。エアアジア・アビエーション・グループ(AAAGL)のボー・リンガム最高経営責任者(CEO)は、3月のエアアジア・カンボジア運行開始発表の際に、向こう5年で機材数を60機に拡大する大胆な...エアアジア・カンボジア運航を開始

  • スバイリエン上水道 起工式開催 日本が支援

    4月11日、日本の無償資金協力で実施されている「カンボジア国スバイリエンにおける上水道拡張計画」の起工式が開催されました。起工式には、ヘム・ヴァンディ工業科学技術革新大臣、植野篤志大使他関係者多数が参加しました。本事業は、長年カンボジアの水道事業を支援してき北九州市が案件形成した事業の一つです。工事契約は、クボタ建設が受注しました。工事内容は、取水施設、導水施設、浄水施設(浄水場:急速ろ過方式:処理能力:6800立方メートル/日)、送配水施設、配水管網(111.8km)等の施設整備と機材調達です。工期は23か月、契約金額は28.8億円です。北九州市は、建設段階の施工監理と、施設の運営に係る技術指導を実施します。2023年4月には、北九州市上下水道局の30年以上にわたる国際協力の活動が認められ、第25回日本...スバイリエン上水道起工式開催日本が支援

  • 豊田通商 カンボジアでトヨタ車の生産工場を稼働

    5月2日、豊田通商は、カンボジアのプノンペン経済特区で建設してきた自動車組立工場が稼働を開始し、記念式典を開催したと発表しました。記念式典には、フン・マネット首相、植野篤志日本大使他多数が参加しました。豊田通商は、現地法人の豊田通商マニュファクチャリング(カンボジア)により、ロイヤルグループ・プノンペン経済特区にトヨタブランドの自動車の組立工場を建設してきました。報道によりますと、投資額は3670万ドル(約52億円)で、150名を雇用するとしています。トヨタのピックアップトラック「ハイラックス」およびSUV「フォーチュナー」をセミノックダウン生産する予定です。2024年の生産計画は、ハイラックス1030台、フォーチュナー290台の合計1320台としています。豊田通商では、「このたびの組立生産開始は、カンボ...豊田通商カンボジアでトヨタ車の生産工場を稼働

  • 2024年第1四半期 カンボジア信用機構報告 不良債権比率が警戒水域に

    5月1日、カンボジア信用機構(CBC)は、消費者信用指標四半期報告(2024年第1四半期)を発表しました。CBCは、多重債務者を防止する目的で、金融機関から集めた信用情報を集積し、各金融機関の貸付審査にその情報を提供しています。四半期報告では、消費者信用申請状況、消費者信用供与状況、消費者信用の不良債権情報等を取りまとめています。今回の報告では、消費者信用申請については、対前期比で、件数は10%増、金額は2%増となりました。その内訳は、個人向け貸付が件数10%増・金額3%増、住宅ローンは件数13%増・金額4%減、クレジットカード利用は件数8%減・金額21%減となっています。消費者信用供与状況では、消費者信用借入人数が、対前期比4.1%増の約183万人となっています。残高は、前期末比1.4%増の152.1億...2024年第1四半期カンボジア信用機構報告不良債権比率が警戒水域に

  • メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

    ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。配信御希望の方は、下記のアドレス、またはブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」https://www.mag2.com/m/0001154670.html↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓にほんブログ村メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

  • 北朝鮮がカンボジアでテロを準備か 韓国政府・日本政府が警戒呼びかけ

    5月2日、韓国政府は、北朝鮮が韓国の5つの在外公館でテロを企てているとして、標的とされる在外公館のテロへの警戒レベルを4段階中1番下の「関心」から上から2番目の「警戒」に2段階引き上げました。韓国の国家情報院によりますと、カンボジア、ラオス、ベトナムにある韓国大使館とロシア・ウラジオストク、中国・瀋陽の総領事館で、北朝鮮がテロを計画している可能性が高いという情報を得たということです。韓国政府が公開的に「北朝鮮の危害試み」を理由に複数の在外公館を対象にテロ警報段階を格上げしたのは非常に異例のこととのことです。北朝鮮がテロを企てる理由について、国家情報院は、海外にいる北朝鮮出身者が相次いで脱北していることを韓国のせいにするためだと見ています。新型コロナへの水際対策として封鎖されていた国境を北朝鮮が再開したあと...北朝鮮がカンボジアでテロを準備か韓国政府・日本政府が警戒呼びかけ

  • カンボジアフェスティバル2024 東京で開催

    5月3日・4日に、東京・代々木公園でカンボジアフェスティバル2023が、開催されています。カンボジアフェスティバル実行委員会の主催で、在日カンボジアコミュニティ、在日本カンボジア王国大使館、在日カンボジア留学生協会などとの共催です。本格的なカンボジアのフェスティバルであり、例年多くのお客さんで賑わっていましたが、2020年・2021年は新型コロナの影響で開催できませんでした。2022年は、3年ぶりに開催となり、今年は完全なコロナ明けで賑わっている模様です。会場には、クラタペッパーやカシューナッツ協会等の多くの展示ブースが出展しています。カンボジアカレーやカボチャプリンといったカンボジア料理も味わうことができます。また、イベントステージでは、カンボジア伝統舞踊等が披露されます。日本の方々にカンボジアを知って...カンボジアフェスティバル2024東京で開催

  • 2024年第1四半期 カンボジアからの輸出好調

    カンボジア経済財政省の関税消費税総局の発表によりますと、2024年第1四半期(1月~3月)のカンボジアからの輸出は、対前年同期比18.0%増の62億6166万ドル(約9705億円)に達したとのことです。輸入は、6.4%増の62億3488万ドル(約9664億円)でした。輸出先を国別にみると、1位は米国で対前年同期比8.9%増の19億8569万ドルで、全体の31.7%を占めています。2位はベトナムで53.0%増の13億9201万ドル(シェア22.2%)、3位中国11.4%増3億6619万ドル(シェア5.8%)、4位日本18.4%増3億6510万ドル(シェア5.8%)、5位タイ14.5%減2億8584万ドル(シェア4.6%)となっています。輸入は、第1位は中国で対前年同期比12.2%増の28億4404万ドル(シ...2024年第1四半期カンボジアからの輸出好調

  • 中国の王毅外相 カンボジア訪問 首相・上院議長と会談

    4月22日、フン・マネット首相は、プノンペンで中国の王毅(ワン・イー)共産党政治局員兼外相と会談しました。王毅外相は、前首相のフン・セン上院議長、ソクチェンダ・サオピア外務大臣、スンチャントル上級大臣等とも会談しました。また、シハモニ国王陛下にも謁見しています。フン・マネット首相は、広域経済圏構想「一帯一路」を進める中国との関係強化を表明し、「中国の発展は地域諸国に重要なチャンスをもたらし、カンボジアはその恩恵を大いに受けている」と述べたとのことです。これに対し、王毅外相は、「国際情勢がどのように変化しても、中国は常に最も信頼できるカンボジアの友人である」と述べています。フン・マネット首相は、2023年に開港したシエムレアプ・アンコール国際空港など「一帯一路によるインフラ建設を高く評価する」と述べ、更にカ...中国の王毅外相カンボジア訪問首相・上院議長と会談

  • シェムリアップ州病院外科病棟完成式典 日本が支援

    4月20日、シェムリアップ州病院において外科病棟の完成式典が開催さ入れました。式典には、フン・マネット首相、チアン・ラー保健大臣、植野篤志日本大使他多数が参加しました。日本は、2020年10月、シェムリアップ州病院改善事業に対し、21億5300万円の無償資金協力を供与していました。シェムリアップ州病院は、同州及び周辺6州から患者が集まるカンボジア北部の拠点病院ですが、1970年代に建設された施設の老朽化や機材不足により、医療ニーズに対応できていませんでした。この課題に対応するため、日本は、シェムリアップ州病院及び同州の下位病院(4病院)の施設・機材の整備に協力してきました。この事業で整備された施設・機材により、効率的な医療サービスが提供されるとともに、多くの住民がシェムリアップ州内の病院でより多くの医療サ...シェムリアップ州病院外科病棟完成式典日本が支援

  • カンボジア通貨のリエル 羽田空港で両替可能に

    4月16日、カンボジア中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)の協力により、羽田空港の両替店Travelexで、カンボジアの現地通貨リエルへの両替が可能になりました。記念式典には、カンボジア国立銀行のキムティ・コモリィ中央銀行業務総局長が参加しました。カンボジア以外の国の両替店でリエルへの両替が可能となるのは、シンガポールに次いで二か国目となるとのことです。カンボジアは高度にドル化された経済で、カンボジア国内では一般にドルが流通し、取引の8割以上がドルで決済されています。カンボジアリエルは、ドルとの為替レートを、最近20年ほど安定的に維持しています。一方、日本円との為替レートは、日本円とドルとの為替レートの変動にさらされることとなります。世界の通貨は、ドル、円、ユーロ、ポンド、スイスフラン等のように信用...カンボジア通貨のリエル羽田空港で両替可能に

  • カンボジア 2024年3月の物価上昇率

    国家統計庁から発表された2024年3月の消費者物価上昇率(対前年同月比)は、0.0%でした。物価上昇率は、2012年以降、安定的に推移しており、2018年1月以降は概ね3%未満で推移していました。2021年9月からは久しぶりの大幅上昇となっていましたが、2022年7月以降は低下傾向となっていました。2023年7月以降、若干の上昇に転じていましたが、今年に入り低下傾向にありました(2019年1月1.6%、2月2.4%、3月2.3%、4月2.6%、5月2.3%、6月1.6%、7月2.2%、8月3.1%、9月1.7%、10月1.3%、11月1.8%、12月3.1%、2020年1月3.6%、2月2.7%、3月2.8%、4月1.9%、5月2.4%、6月3.2%、7月3.1%、8月2.0%、9月2.9%、10月3.7...カンボジア2024年3月の物価上昇率

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  • カンボジアに熱波襲来予測 気温は42度に

    カンボジア水資源気象省によりますと、カンボジアとタイは4月末から熱波に襲われ、最高気温が42度に達する可能性があるとのことです。この気温は、カンボジアでも最高気温記録を更新するものとのことです。熱波の影響で、隣国のタイでは、今年すでに30名が死亡しているとの情報もあります。高温が続きますと、室内でも熱中症となる可能性があります。カンボジアにご滞在の方は、エアコンの適切な利用と、水分補給に十分ご留意ください。(写真は、クメールタイムズ紙より)↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓にほんブログ村カンボジアに熱波襲来予測気温は42度に

  • 夢の切符 ジャパンレイルパス 2024年4月

    日本に一時帰国するのに合わせて、鉄道ファンにとって夢の切符「ジャパンレイルパス」を購入しました。このジャパンレイルパスは、日本全国のJRに乗り放題のパスです。原則として外国人しか購入できませんが、日本人でも「在留期間が10年以上であることを確認できる書類で、在外公館で取得したもの等」を有する方は購入することができます。今回は、在カンボジア日本国大使館で在留証明書(10年以上)を発行していただき、購入・引換することができました。ジャパンレイルパスはいろいろな種類がありますが、今回購入したのは、7日間有効、グリーン車も乗り放題で482ドルでした。前回は272ドルでしたが、2023年10月から大幅に値上げされています。それでも円安効果でお得な値段でした。プノンペンのクロマーツアーズで、まず引換券を購入しました(...夢の切符ジャパンレイルパス2024年4月

  • IMF 世界経済見通し2024春 世界経済は着実に回復

    4月16日、国際通貨基金(IMF)は、世界経済見通し(WEO)2024年4月版を発表しました。世界経済については、「経済活動は、世界的にディスインフレが見られた2022-23年を通して、予想外に底堅かった。スタグフレーションや世界的な景気後退に関する警告に反して、世界のインフレ率が2022年のピークから和らぐ中で安定的に伸びた」としています。世界全体の成長率については、2023年3.2%(2023年10月予測3.0%)、2024年3.2%(同2.9%)、2025年3.2%と予測しています。世界の物価上昇率については、「2023年の6.8%から2024年は5.9%、2025年には4.5%へと安定的に鈍化する見込みである」と指摘しています。中国の成長見通しが弱いことが、カンボジア等の貿易相手国の見通しに影響し...IMF世界経済見通し2024春世界経済は着実に回復

  • 引退のJR北海道の特急型ディーゼル車 キハ183系 カンボジアへ

    2023年3月に定期運行を終えたJR北海道の特急型ディーゼル車「キハ183系」の11両が、カンボジアの鉄道会社「ロイヤル鉄道」へ売却されました。国鉄時代に製造されたキハ183系のうち、国内に残る最後の車両で、4月15日に函館港から船でカンボジア・シアヌークビル港へ向かった模様です。カンボジア到着後は、首都プノンペンとタイ国境とを結ぶ観光列車等として年内にもデビュー予定とのことです。キハ183系は、タイにも譲渡されており、線路で結ばれている二か国でキハ183系が運行されることとなります。キハ183系は1979年に開発され、特急「北斗」・「オホーツク」・「大雪」などとして運行されてきました。中古鉄道車両の輸出実績がある貿易商社ウエストコーポレーションが、JR北海道から計18両を買い取り、このうち7両は2023...引退のJR北海道の特急型ディーゼル車キハ183系カンボジアへ

  • AMRO 地域経済見通し2024年4月 カンボジアは堅調な成長に期待

    4月8日、ASEAN+3マクロ経済調査事務局(ASEAN+3MacroeconomicResearchOffice:AMRO)は、ASEAN+3地域経済見通し2024年版を発表しました。AMROは、この地域の経済・金融の監視・分析を行うとともに、ASEAN+3(ASEAN10か国と日本、中国、韓国)による外貨融通の取り決め「チェンマイ・イニシアティブ(CMIM)」の実施を支援するために設立された国際機関です。AMROは、今回の見通しで加盟13カ国の経済が堅調に推移すると見て、GDP成長率見込みを2023年4.3%(昨年10月予測4.3%)、2024年4.5%(同4.5%)、2025年4.2%と予測しました。ASEAN10か国では、2023年4.2%(同4.4%)、2024年4.8%(同5.0%)、2025...AMRO地域経済見通し2024年4月カンボジアは堅調な成長に期待

  • アジア経済見通し2024春 カンボジア経済の回復続く

    アジア開発銀行(ADB)は、4月11日に「アジア経済見通し2024年4月版(AsianDevelopmentOutlookApril2024)」を発表しました。ADBでは、アジア・太平洋地域の開発途上国経済は、堅調な内需、半導体輸出の改善、観光業の回復を背景に底堅い成長を続けているとしています。しかし、サプライチェーンの混乱、米国の金融政策の不確実性、異常気象の影響、中国の不動産市場のさらなる低迷といった多くのリスクに引き続き警戒する必要があると指摘しました。アジア開発途上国の経済成長見通しを2024年4.9%(前回2024年9月予測4.8%)、2025年4.8%と予測しています。アジア・太平洋地域のインフレ率は、国・地域によってかなりばらつきがあるものの、2022年の4.4%から、2023年3.3%、2...アジア経済見通し2024春カンボジア経済の回復続く

  • マイクロファイナンス リエルの使用促進にも貢献

    3月25日、カンボジア・マイクロファイナンス協会は、2023年のマイクロファイナンスにおいてリエル建ての比率が大幅に高まったと発表しました。2023年末時点のリエル建ての貸付残高は5兆5600億リエル(約2090億円)、預金残高は1兆5200億リエル(約570億円)となっています。総貸付残高に占めるリエル建ての比率は25%、総預金残高に占めるリエル建ての比率は16%に上昇しました。中央銀行が求めているリエル建て比率10%以上という規制を大きく上回っています。マイクロファイナンス協会では、中央銀行であるカンボジア国立銀行等の関係機関の協力によるリエルに対する信頼感を高める努力、金融リテラシーを向上させるための活動、中央銀行デジタル通貨バコンの導入、統一QRコードであるKHQRの導入等によるリエル建てデジタル...マイクロファイナンスリエルの使用促進にも貢献

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  • シェムリアップ 老舗のローカルワンタン麺 ミーキエウ

    シェムリアップ東部にある老舗のローカルワンタン麺屋さんの「ミーキエウ(MIKEAV)」です。いかにもローカルレストランといった造りです。朝ごはんに伺いましたが、満員の盛況でした。ワンタン麺が有名とのことでしたので、今回は、ワンタンとミートボール、骨付き肉載せ(写真上)のスープヌードルをいただきました。ワンタンはツルツルでいい感じでした。骨付き肉もほろほろに煮込んであって、なかなかのお味でした。テーブルにある、赤い唐辛子とニンニクのソースもいい味出してました。お客さんはほとんどカンボジアの方でした。シェムリアップにお越しの際はお薦めです。外国人だけだとちょっと敷居が高いかもしれませんがお試しください。ミーキエウhttps://www.facebook.com/people/%E1%9E%98%E1%9E%B...シェムリアップ老舗のローカルワンタン麺ミーキエウ

  • クメール正月2024

    カンボジアではお正月が3回あります。1月1日の「インターナショナルニューイヤー」、2月の「中国正月」(旧正月)、そして、4月のクメール正月です。クメール正月が一番大きなイベントです。今年は、4月13日~16日が4連休でした。例年、お役所や工場では前後あわせて実質2週間ほど開店休業となるところも多く、地方出身者は田舎に帰る人が多いので、クメール正月の間は、プノンペンも静かになります。新型コロナの影響で2020年のクメール正月は、8月に延期されました。2021年は、新型コロナの影響で、夜間外出が禁止となり、州を越える移動も規制され、仏教行事やイベントも自粛、更に途中からロックダウンも加わって、「ステイホーム」のお正月でした。2022年は3年ぶりに「通常」のクメール正月となり、それ以降はすっかりコロナ明けの雰囲...クメール正月2024

  • カンボジア フン・セン氏が上院議長に 外交面でも院政の構え

    4月4日、第一生命経済研究所は、「カンボジア、フン・セン氏が上院議長に、外交面でも院政の構えフン一族や側近の権力基盤は一段と強固に、政治的遺産構築を目指す姿勢が強まるか」と題するレポートを公表しました。著者は、同研究所の西濵徹主席エコノミストです。4月3日に改選後の上院が召集され、フン・セン氏は上院議長に選任されて就任しました。更に、2名の副議長に側近の外交巧者(前政権の副首相兼外務国際協力相だったプラク・ソコン氏と外務国際協力省の長官を務めたオッチ・ボリット氏)を据える決定を行いました。カンボジアでは昨年、長期政権を率いてきたフン・セン氏が首相を退任し、長男のフン・マネット氏への政権禅譲が行われました。しかし、フン・セン氏はその後も与党・人民党党首に留まり人事権を掌握しており、今年2月の議会上院選後は上...カンボジアフン・セン氏が上院議長に外交面でも院政の構え

  • 世界銀行 半期経済報告2024年春 逆風の中での成長

    3月31日、世界銀行は、東アジア・大洋州地域半期経済報告(2024年4月)を発表しました。今回の報告書は「成長の確固たる基盤(FirmFoundationsofGrowth)」と題されています。報告書では、「東アジア・大洋州地域の途上国は、世界の他の地域よりも急速に成長しているが、パンデミック前よりは減速している。中国を除く東アジア・大洋州地域の発展途上国の成長率は、2023年の4.4%から今年は4.6%に上昇する」と分析しています。カンボジア経済については、2024年のGDP成長率予測を5.8%(2024年10月予測6.1%)に引き下げました。2025年は6.1%(同6.3%)、2026年は6.4%にまで高まると予測しています。2024年は、世界の主要国の需要減退という逆風の中で、観光セクター等のサービ...世界銀行半期経済報告2024年春逆風の中での成長

  • プノンペン経済特区 隣接地に新たな特区建設

    3月30日、ロイヤルグループ・プノンペン経済特区社(RGPPSEZ)は、2024年の開発の概況と今後の計画について発表しました。2006年に設立されたプノンペン経済特区は、現在の製造85社と非製造業29社が入居し、4万3000人以上の労働者を雇用する工業団地となっています。2024年中に、トヨタ車の組立工場であるToyotaTsushoManufacturing(Cambodia)Co.,Ltd.が操業を開始する予定としています。また、フランスのファッションジュエリー生産会社であるMetalJewelry(Cambodia)Co.,Ltd.も操業を開始する予定です。また、プノンペン周辺での工業団地需要の増大に対応して、新たな経済特区プロジェクトを立ち上げたと発表しました。現在のプノンペン経済特区に隣接する...プノンペン経済特区隣接地に新たな特区建設

  • 2024年の課税最低限 375ドルで変わらず

    2024年3月11日、課税最低限に関する政令が発布されました。課税最低限は、最低賃金の上昇に合わせて1~2年毎に見直されてきましたが、2024年は、前年と同額の150万リエル(約375ドル:約5万2900円)となりました。2024年1月1日からの最低賃金については、労働諮問委員会での討議を経て、今年の194ドル/月から2.0%増の204ドル/月で決着しています。課税最低限は、2015年1月1日にそれまでの50万リエル(約125ドル:約1万5000円)から80万リエル(約200ドル:約2万4000円)に引き上げられ、さらに2017年1月1日から100万リエル(約250ドル:約2万8800円)、2018年1月1日から120万リエル(約300ドル:約3万3600円)、2020年1月1日から130万リエル(約32...2024年の課税最低限375ドルで変わらず

  • 通関電子化 ライセンス発給省庁などを5月に追加接続

    日本貿易振興機構(JETRO)によりますと、3月7日、カンボジア政府は、輸出入の際に必要なライセンス取得の手続きなどをオンライン窓口で一本化するカンボジア・ナショナル・シングル・ウィンドウ(CNSW)に8省庁・局などを追加で接続し、5月2日から新たに運用を開始すると発表しました。これまで接続されていた組織と合わせると、全体で13省庁・局などがCNSWにつながることになります。これまでカンボジアでは、他国と比較して物流コストが高いことが投資環境の阻害要因の一つとなっています。JETROの「2023年度海外進出日系企業実態調査」によりますと、カンボジア進出日系製造業の現地調達率は10.5%にとどまり、原材料・部品の約9割を輸入に頼っているため、製造コストを抑えるためには、物流コストの低減が課題となっていると指...通関電子化ライセンス発給省庁などを5月に追加接続

  • メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

    ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。配信御希望の方は、下記のアドレス、またはブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」https://www.mag2.com/m/0001154670.html↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓にほんブログ村メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

  • ちょっと人気の中華料理 Duck Kingdom

    カナディアタワーの東側にあるレインツリービルの1階にできた中華料理「DuckKingdom」です。ビルの北側にあり、ロシア大通りから見るとビルの裏側になるのでちょっとわかりにくい場所かもしれません。外観、インテリアともちょっとリッチな感じです。ランチタイムに行ったのですが、満員の盛況でした。メニューは、北京ダック等もあって、ちょっと豪華な感じです。広東風中華ということになるようです。野菜(カイラン)のガーリック炒めとダック・ヌードルを頼んでみました。カイランは、一口食べて、これはうまいと感じさせてくれました。ヌードルのスープ(上湯)もお上品です。また、ピータンのおかゆも美味しくてリピートしています。お客さんは周辺のオフィスにお勤めの方が多いようでした。お値段は、プノンペンとしてはちょっとお高めです。お勧め...ちょっと人気の中華料理DuckKingdom

  • 自家製麺のローカルヌードル ミーコーク・オルッセイ

    プノンペン北部、カナディアタワー近く108通り沿いの自家製麺のローカルヌードル屋さん「ミーコーク・オルッセイ」です。中2階もある大型のお店です。メニューは、自家製麺のヌードルが各種そろっています。今回は「特製麺(1万3000リエル:約480円)をお願いしました。麺とスープが分かれて出てくるタイプでした。麺が伸びないようにする工夫かとも思います。麺は、中細麺で、良い弾力が感じられます。スープはあっさり上品な感じです。特製なので、トッピングは、ミートボール、ワンタン、海老、お肉、つみれ等々、豪華です。お客さんは、近くのビルにお勤めの方が多いようでした。この辺りは銀行街なので、お値段はちょっと高めです。お近くにお越しの節はお試しください。ミーコーク・オルッセイhttps://web.facebook.com/p...自家製麺のローカルヌードルミーコーク・オルッセイ

  • 日本経済研究センター カンボジアはQR決済の先進地

    3月29日、日本経済研究センターは、「カンボジア、QR決済の先進地」と題するレポートを公表しました。著者は、富山篤アジア予測室長兼主任研究員です。レポートでは、カンボジアでQRコード決済が急速に広がっている現状を分析しています。けん引役の一つはABA銀行であるとしています。スマホのアプリで銀行口座と連動し、ガソリンスタンド、屋台、トゥクトゥクまで至る所で電子決済が可能になっているとしています。2021年の取引件数は前年比2.1倍の2億5000万件に上ります。QRコード決済の広がりと比例して2020年に導入した中央銀行デジタル通貨(CBDC)の「バコン」利用が増えているとしています。カンボジアでは、銀行口座の保有率が約2割と低いなか、手軽なQRコード決済の普及の追い風を受ける形で、バコンの利用が国民の6割に...日本経済研究センターカンボジアはQR決済の先進地

  • 世界銀行 カンボジアの電動モビリティ化促進に向けて

    3月28日、世界銀行は、「電動モビリティ化に向けた国家ロードマップへの提言」を発表しました。現在策定中の電気自動車(EV)等の電動モビリティを促進するための国家政策枠組みに提言しています。具体的には、中古が大半を占めるガソリン車とディーゼル車が主流の現状からの移行の方向性を示したいとしています。電気自動車の需要と供給の両方を増やす方法と、電気自動車充電に必要な電力の需要増加にどのように備えるかについて提言しています。2021年12月、カンボジアは、2050年までにカーボンニュートラルな経済を実現するという目標を掲げました。運輸部門の脱炭素化に向けた政府の戦略には、2050年までに二輪車の70%、乗用車と都市バスの40%を電動化する目標が含まれています。また、2050年までに都市の旅客輸送需要の30%を公共...世界銀行カンボジアの電動モビリティ化促進に向けて

  • プノンペン上水道公社 年次報告書2023

    3月27日、プノンペン上水道公社は、年次報告書2023を発表しました。内容は、プノンペン上水道公社の概要、2023年度の業績、コーポレート・ガバナンス、証券取引情報、財務諸表等となっています。活動実績については、プノンペン上水道公社は、プノンペンの拡大と人口増加に対応して給水量や給水面積を伸ばしています。上水供給量は、2億7905万立方メートルとなりました。これは計画の102%に当たり、供給能力ぎりぎりで需要に対応していることがわかります。こうした状況の中で、新たな浄水場として、バケン浄水場の第1期が2023年6月に完成しています。処理能力は19万5000立方メートル/日、総工費は2億4700万ドル(約350億円)です。また、2024年3月には、バケン浄水場第2期が試験運転を開始しました。同じく19万50...プノンペン上水道公社年次報告書2023

  • カンボジア政府 2024年の国債発行1億ドルを目指す

    カンボジア政府は、2024年度中の国債発行計画額を4400億リエル(約1億800万ドル:約163億円)としています。ドナー諸国からの借入を含めて2024年度の新規借入枠は、約20億ドルであり、国内で発行する国債が占めるシェアは5%程度に留まる見込みです。カンボジアでは2022年から国債の発行を開始しています。2023年は当初予算では2億ドルを発行する計画でしたが、入札不調が続き、実際の調達額は5826万ドルと計画の29.1%に留まりました。2022年度も、1兆2195億リエル(3億ドル相当)を発行する計画でしたが、実際には2000万ドル程度の調達に留まった模様です。国債の発行事務を行うカンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行では、入札不調を受けて、国債の表面利率を引き上げています。3年債で見ると、20...カンボジア政府2024年の国債発行1億ドルを目指す

  • JETRO カンボジア 経理や技術者など専門職種に不足感

    3月21日、日本貿易振興機構(JETRO)は、カンボジアに進出する日系企業が直面する人材確保の状況やビジネス環境についての報告書を公表しました。著者は、ジェトロ・プノンペン事務所の大西俊也経済連携促進アドバイザーです。報告書では、カンボジアで「人材不足の課題に直面している」と回答した日系企業の割合は40.2%で、他国・地域と比較すると、その比率は高くはないとしています。また、2022年比の雇用状況について、17.9%の企業が「改善」と回答したのに対して「悪化」は9.4%にとどまっており、他国・地域と比べても雇用状況が改善していることがうかがえるとしています。職種別に人材不足の深刻度合い(「とても深刻」「やや深刻」と回答した企業の合計割合)をみると、カンボジアでは一般事務職(48.8%)や工場作業員(50....JETROカンボジア経理や技術者など専門職種に不足感

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  • コーヒーが美味しい人気のカフェ Selapak Coffee and Eatery

    プノンペン南部、ロシアンマーケットの南にある大人気のカフェ「SelapakCoffeeandEatery」です。美味しいコーヒーが有名です。Selapakはアートという意味らしく、店内は緑とアートがいろいろと並んでいます。大きなガラスと吹き抜けで明るい雰囲気ですが、2階は秘密基地的な雰囲気もあります。コーヒー豆は、オリジナルブレンド、ブラジル、デカフェの3種類で、様々なタイプのコーヒーが楽しめます。今回は、ブラジルのダブルエスプレッソ、オリジナルのアイスラテ等をお願いしました。また、フード類も充実していて、今回は評判のスパゲッティカルボナーラをお願いしました。お値段はプノンペンのカフェとしては中堅です。お客さんは西洋系の方が多いようでした。ランチの後の時間帯でしたが、ほとんど満員の盛況でした。お勧めです。...コーヒーが美味しい人気のカフェSelapakCoffeeandEatery

  • メコン河の絶景カフェ Brown Coffee Koh Norea

    プノンペン南東部、新しい埋め立て地のコーノレアのリバーサイドに完成した「BrownCoffeeKohNorea」です。川岸に立つ2階建てなので、前面のメコン河の絶景が楽しめます。建物はほとんどガラス張りなので、クーラーが聞いた室内から景色が楽しめます。朝日や夕日の名所でもあるようです。BrownCoffeeは、カンボジアでも勝ち組のカフェチェーンです。美味しいコーヒー、パンやスイーツ、素敵な内装で落ち着いた雰囲気を売り物にしています。BrownCoffeeKohNoreaのメニューは、他のブラウンと変わりありません。今回はランチ時だったので、チキンサルササラダ(4.5ドル)、イングリッシュマフィン(3.95ドル)、アイスカフェラテ(3.65ドル)をお願いしました。合計12.1ドル(約1800円)とリッチな...メコン河の絶景カフェBrownCoffeeKohNorea

  • 公共投資計画2025~2027 3年間の投資予算117億ドル

    3月15日、閣僚評議会は2025年~2027年の3年間の公共投資計画(PublicInvestmentProgram:PIP)を承認しました。公共投資計画は、3年間のローリングプランとなっており、毎年改定されています。2025年から2027年までの今回の計画では、617件の事業に対し、総額116億9000万ドル(1兆7650億円)が必要としています。今回の計画の金額は、対前年計画比26.8%増と久しぶりの大幅増加となっています。コロナ前の2019年の公共投資計画(2020年~2022年)では、608件、144億8000万ドル、2020年の計画(2021年~2023年)は629件、総額127億9600万ドル(対前年計画比11.6%減)、2021年の計画(2022年~2024年)の計画は673件、92億100...公共投資計画2025~20273年間の投資予算117億ドル

  • UNDP 人間開発報告書2024 カンボジアは148位

    国連開発計画(UNDP)は、「人間開発報告書」を発行していますが、その2023/2024年版が3月13日に発表されました。今回は、「行き詰まりの打開二極化する世界における協調とは」との副題がつけられました。この報告書の中では、各国の「人間開発指数(HDI)」が計算され、それに基づいて各国の順位が発表されています。指数は、3つの要素、長寿で健康な生活(出生時平均余命で測定)、知識へのアクセス(成年人口の平均就学年数と入学年齢児童の予測就学年数で測定)、一定の生活水準(2017年の購買力平価(PPP)ベースのドル価による1人当たり国民総所得(GNI)で測定)を指数化したものです。数字が1に近いほど、人間開発の達成度が高いことになります。カンボジアの2022年のHDIは、0.600で、193カ国中148位(前回...UNDP人間開発報告書2024カンボジアは148位

  • 世界結核デー2024 カンボジアも結核撲滅に向けて

    3月24日は、世界結核デーでした。今年のテーマは、「イエス!私たちは結核を撲滅できる(Yes!WecanendTB)」でした。カンボジアのフン・マネット首相は、式典でカンボジアにおける結核撲滅に向けた多くの関係者の努力を称賛しました。カンボジアは、結核対策の成功国と言われています。結核による死亡者数は、2000年の42名/10万人から2023年には23名へと45%減少しました。また、新規患者数も2000年の579名/10万人から2022年には320名へと45%減少しました。この減少は、カンボジアが国を挙げてDOTS戦略を進めてきたことが要因とされています。現在、結核については、特効薬があり、6ヶ月間毎日薬を飲むことで完治します。そこで、なるべく早く結核患者を発見し、毎日薬を飲んでもらうことが必要となります...世界結核デー2024カンボジアも結核撲滅に向けて

  • リエルデー 「リエル」再導入44周年記念式典

    3月20日、カンボジアの通貨「リエル」を再導入して44年となることを記念する式典「リエルデー」の様々なイベントが、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)の主催で開催されました。チア・スレイ総裁のよりますと、中央銀行デジタル通貨バコンの利用に関し、2023年のリエル建て利用額は、対前年比44%の大幅増加を記録したとのことです。原始共産制を標榜したポル・ポト政権は、通貨を廃止し、中央銀行も爆破して破壊してしまいました。ポル・ポト政権がプノンペンを追われた直後の1980年3月20日に、通貨「リエル」が再導入されました。しかし、その後の内戦等の混乱もあって、カンボジアではドル化が進み、金融取引の8割、預金の9割以上が外貨建て(主に米ドル)となっています。ドル化は、カンボジアへの海外投資誘致にはプラ...リエルデー「リエル」再導入44周年記念式典

  • カンボジア LDC卒業が決定 5年間の準備期間後の2029年に

    国連開発政策委員会(CDP)は3月4日から8日にかけて実施した後発開発途上国(LDC)リストの3年に1度の見直しで、カンボジアのLDCからの「卒業」を勧告しました。また、LDC卒業に向けた準備期間については、通常の3年から延長し、5年が必要としました。2024年を起点として5年の準備期間を経た2029年に。カンボジアはLDC卒業となります。また、3月19日、日本貿易振興機構(JETRO)主催のカンボジアLDC卒業セミナーがオンラインで開催されました。まず、名古屋大学のンガウ・ペンホイ氏より、卒業までのスケジュールと概要が説明されました。また、JETROプノンペン事務所の藤田奈緒氏よりカンボジアLDC卒業が日系企業に与えうる影響について、JETRO貿易投資相談課の石川雅啓氏よりカンボジアから日本輸出における...カンボジアLDC卒業が決定5年間の準備期間後の2029年に

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  • プノンペンも花の季節2024

    プノンペンは、花の季節を迎えています。ノロドム通りの並木の「プノンペン桜」も満開です。クメール語名は、トロバエク・プレイというそうですが、だれが呼んだか「プノンペン桜」という響きも大好きです。ロシア大通りのプルメリア(フランジパーニ)もきれいに咲き誇っています。ゴールデンシャワーという黄色い花も大変に美しく、プノンペンのあちこちで見られます。よく行くゴルフ場もつつじらしき花が、赤、白、ピンクと咲き誇っています(写真上)。日本の桜も素敵ですが、南国のカンボジアの美しい花の数々も魅力的です。ぜひカンボジアにお出でください。きれいに咲いたプノンペン桜↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓にほんブログ村プノンペンも花の季節2024

  • 日本のケーキ屋さん 移転してカフェも拡大 Chez Shige

    プノンペン南部の本格的ケーキ屋さん「ChezShige」がちょっと移転して新装開店しています。場所は、460通りで、静かな雰囲気です。新しいお店はカフェスペースも広くなって、ゆったりできます。日本人のパティシエが作る本格ケーキが楽しめます。様々なオーダーメードケーキもあり、お誕生日や記念日用に似顔絵やキャラクターを描いたケーキも数多く作られています(フェイスブックに写真多数です)。もちろん、ショーケースにある普通のケーキも本格的で、素晴らしく美味しいです。今回は、ストロベリーショートケーキとベリーベリーチーズケーキ(写真上)を頂きました。ショートケーキはふわふわで、チーズケーキもベリーたっぷりで、とても美味しかったです。お勧めです。ぜひお試しください。ChezShigehttps://web.facebo...日本のケーキ屋さん移転してカフェも拡大ChezShige

  • 高村外務大臣政務官 カンボジアを訪問 首相とも面談

    3月13日から15日まで、高村正大外務大臣政務官は、カンボジアを訪問しました。フン・マネット首相への表敬、ソック・チェンダ・サオピア副首相兼外務国際協力大臣との会談、アンコール遺跡保存開発国際調整委員会第30回全体会合への出席等を行いました。また、1992年から93年にかけてのカンボジアにおける国連平和維持活動の中で命を落とされた故中田厚仁氏(国連ボランティア)及び故高田晴行警視(国連カンボジア暫定機構・文民警察官)の慰霊碑に献花しました。フン・マネット首相への表敬では、高村政務官から、12月の日・カンボジア首脳会談の際に岸田総理とフン・マネット首相との間で合意した事項について、3月、防衛次官級協議の第1回協議が開催されるとともに、デジタル分野のオファー型協力に関する官民ラウンドテーブル会議が日本側で開催...高村外務大臣政務官カンボジアを訪問首相とも面談

  • 初のデジタル政府フォーラム開催

    3月11日、プノンペンで第1回デジタル政府フォーラムが開催されました。郵政電気通信省が主催し、テーマは、「デジタル政策の実施による持続可能・包摂的な開発」でした。フォーラムには、フン・マネット首相をはじめ政府関係者、ASEAN加盟国、開発パートナー、民間セクターの代表者など、さまざまな関係者が多数参加しました。フォーラムでは、国内外の専門家による基調講演が行われ、主要な課題についての議論が行われました。また、展示会では、約120の政府機関、民間セクター等により、様々な新技術とデジタル製品が展示されました。開会式でフン・マネット首相は、「近年、カンボジアのデジタル化は大きな一歩を踏み出しており、デジタル技術の使用が促進されている」と述べ、「カンボジア政府は、国家デジタル開発目標の達成を目指し、積極的かつオー...初のデジタル政府フォーラム開催

  • カンボジア 日系企業向けの経済特区設置 検討加速へ

    3月14日の日本貿易振興機構(JETRO)のレポートによりますと、カンボジア政府は2023年末ごろから、外国直接投資(FDI)を誘致するため、日本等との2国間協力をベースとする新たな経済特区設立の検討を加速しているとのことです。「カンボジア・日本経済特区」は、フン・マネット首相が2023年12月に日ASEAN特別首脳会議のために来日した際、岸田文雄首相に対して提案したものです。日本企業専用の経済特区を設置することで、日本からより多くの投資家の誘致を目指しています。この経済特区は官民パートナーシップ(PPP)方式を利用し、場所はタイ国境付近や、首都プノンペンとタイ国境のポイペトを結ぶ国道5号線に隣接するエリア等が候補にあがっている模様です。両国政府が関与することで、進出日系企業の投資環境上の課題などへの迅速...カンボジア日系企業向けの経済特区設置検討加速へ

  • 公的債務統計報告書2023年第4四半期 債務状況は問題なし

    3月11日、カンボジア経済財政省は、公的債務統計報告書(CambodiaPublicDebtStatisticalBulletin)第21号を公表しました。2023年末現在のカンボジア政府の債務状況について詳細な統計により報告しています。2023年12月末の公的対外債務残高は、111億8544万ドル(約1兆6554億円)と2022年12月末の99億6877万ドルから12.2%の増加となっています。国別では、中国が最大で41億1430万ドル(全体の36.8%)、以下、アジア開発銀行23億6123万ドル(21.1%)、世界銀行13億1987万ドル(11.8%)、日本12億5654万ドル(11.2%)、韓国5億7553万ドル(5.1%)等となっています。債務持続性分析を見てみると、2023年末予測で公的対外債務...公的債務統計報告書2023年第4四半期債務状況は問題なし

  • 日立造船 カンボジアでの生活用水提供に向けて実証事業

    3月11日、日立造船は、国際協力機構(JICA)の「2023年度中小企業・SDGsビジネス支援事業」において、カンボジアでの「高濁度向けパッケージ型高速ろ過システムの普及に向けたビジネス化実証事業」が採択されたと発表しました。カンボジアでの今回の実証事業では、濁度が大きく変動する雨季と乾季において、日立造船独自の繊維ろ過材を用いた「高濁度向けパッケージ型高速ろ過浄水システム」の浄水性能が現地に適合することを確認するとともに、現地水道事業者の実証機運転による操作性・維持管理性の評価を得ることで、カンボジアでのろ過浄水システム販売のためのビジネスプランを策定することを目的としています。カンボジアの都市部では、河川水を浄水処理し、生活用水として利用できる状況となりつつあります。しかし、地方都市や農村部では、多く...日立造船カンボジアでの生活用水提供に向けて実証事業

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  • メコン手長エビ タケオでエビ三昧 2024

    3月19日に、タケオ名産の手長エビを食べに行ってきました。毎年タケオまで食べに行っています。レストランは、BerngSopheakMongkolTakeoです。湖沿いの大きなお店で、バンガロー風のスペースもあります。レストランは、池の上に建っていて、のどかな雰囲気でゆったりとできます。湖からの涼しい風に吹かれて、エビとビールは最高です。今回はシーズン(12~1月)からちょっと外れてしまったので、大きなエビはいなくて、中サイズでした。まずは、手長エビを焼いて出してもらい、この他にエビカレー、エビのクメールスープ等、色々と楽しめました。中ぐらいのサイズ(1キロで8匹ほど)は30ドル/キロでした。昨年とほぼ同水準の価格でした。タケオまでは、国道2号線の改良工事が完成しているので、プノンペンから2時間ほどで到着で...メコン手長エビタケオでエビ三昧2024

  • 春分の日2024 アンコールワットの日の出 観光の目玉に

    3月21日の春分の日、世界遺産のアンコールワットの中央の尖塔の先端から昇る朝日を見に非常に多数の観光客が集まったとのことです。なお、今年の春分は3月20日のはずですが、カンボジアでは21日とされているようです。アンコールワットの正面は、正確に西側を向いており、春分・秋分の日は、アンコールワットの中央の塔の先端から昇る朝日を見るのに最適と言われます。英国の比較サイトMorningsで、このアンコールワットの日の出が「世界一の日の出」に選出されたこともあります。観光省では、今年の春分の日にあわせて、「春分アンコール写真コンテスト(EquinoxAngkorPhotoContest)」も開催しています。優秀写真には、100万リエル~300万リエル(3万7000円~11万1000円)の賞金も出るとのことです。アン...春分の日2024アンコールワットの日の出観光の目玉に

  • 令和5年度海外対日世論調査 カンボジアは親日

    日本の外務省は、毎年世界各国で日本がどのように思われているかについて「対日世論調査」を行っています。2023年10月~2024年1月に米国、豪州、インド、ASEAN、中南米7か国で実施した調査の結果が、3月15日に発表されています。カンボジア(調査対象300名)について見てみますと、日本との関係については92%が「友好関係」と回答しています(ASEAN平均91%)。日本との信頼関係は「信頼できる」が93%(同91%)となっています。日本の平和国家としての歩みについては、93%が「評価する」としています(同89%)。また、世界経済の安定と発展に関する日本の貢献については。92%が「重要な役割を果たしている」としました(同88%)。日本の国際社会の平和と安定への貢献については、「役立っている」が94%(同91...令和5年度海外対日世論調査カンボジアは親日

  • アジ研 強化されるフン・セン体制 2023 年カンボジア総選挙と世襲内閣の誕生

    3月15日、アジア経済研究所は、「強化されるフン・セン体制2023年カンボジア総選挙と世襲内閣の誕生」と題する単行本を発行しました。著者は、新潟国際情報大学の山田裕史准教授とアジア経済研究所の新谷春乃先生です。この本では、2023年8月22日にフン・マネット首相の世襲内閣が誕生し、フン・セン前首相を中心とする少数の支配者集団から、その子どもたちへの集団的な権力継承が進んだ中で、2023年総選挙とその後の新内閣を中心とする国家機関の人事を分析したものです。特に、人民党指導部内で進行中の子世代への権力継承に関する人事分析が興味深いものとなっています。内容は、第1章:独裁強化後の内政の展開・2023年総選挙の政治的文脈(選挙を通じた人民党支配の維持・強化、抑圧と分断による野党勢力の弱体化、世襲への環境整備)、第...アジ研強化されるフン・セン体制2023年カンボジア総選挙と世襲内閣の誕生

  • 日本 カンボジアに円借款211億円供与 広域病院整備に

    3月13日、プノンペンにおいて、高村正大外務大臣政務官と、ソック・チェンダ・サオピア副首相兼外務国際協力大臣との間で、「広域病院整備事業」を対象としてする211億400万円を限度とする円借款に関する書簡の交換・署名が行われました。カンボジアでは、首都プノンペンと地方との医療サービスの格差が大きく、地方の医療サービスの質の改善及び医療サービスへの物理的アクセスを改善する必要があります。また、非感染性疾患の罹患・死亡の増加が深刻化しつつあるものの、首都プノンペンの国立病院を除いては、高度な診断・治療が求められる悪性腫瘍、脳神経疾患、心疾患等の非感染性疾患の診断・治療に対応できないため、地方の住民は診療のために首都や周辺国まで移動する必要があります。この事業は、シェムリアップ州及びコンポンチャム州において、州病...日本カンボジアに円借款211億円供与広域病院整備に

  • カンボジア 2024年2月の物価上昇率

    国家統計庁から発表された2024年2月の消費者物価上昇率(対前年同月比)は、マイナス0.3%でした。物価上昇率は、2012年以降、安定的に推移しており、2018年1月以降は概ね3%未満で推移していました。2021年9月からは久しぶりの大幅上昇となっていましたが、2022年7月以降は低下傾向となっていました。2023年7月以降、若干の上昇に転じていました(2019年1月1.6%、2月2.4%、3月2.3%、4月2.6%、5月2.3%、6月1.6%、7月2.2%、8月3.1%、9月1.7%、10月1.3%、11月1.8%、12月3.1%、2020年1月3.6%、2月2.7%、3月2.8%、4月1.9%、5月2.4%、6月3.2%、7月3.1%、8月2.0%、9月2.9%、10月3.7%、11月3.7%、12月...カンボジア2024年2月の物価上昇率

  • フナン・テコ運河事業 6月にもコンセッション契約へ

    2月29日、公共事業運輸省の年次会合で、スン・チャントル副首相兼カンボジア開発評議会第一副議長は、フナン・テコ運河事業について、中国路橋工程公司(CRBC)とのコンセッション契約交渉を早期に進め、6月~7月にも合意・契約にこぎつけたいとの意欲を示しました。フナン・テコ運河(FunanTechoCanal)は、プノンペンを流れるバサック川から、カンダール州、タケオ州、カンポット州を経てケップ州の海岸までを結ぶものです。延長180キロメートルで、水路の幅は80~100メートルで、水深は5.4メートルとしています。総工費は17億ドル(約2480億円)を見込んでいます。この事業の進捗に合わせ、3月1日、国民議会(下院)は、内陸水運法案を承認しました。この法案は、インフラ開発、環境保護、投資機会、公正な競争を促進し...フナン・テコ運河事業6月にもコンセッション契約へ

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    ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。配信御希望の方は、下記のアドレス、またはブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」https://www.mag2.com/m/0001154670.html↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓にほんブログ村メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

  • プノンペンでジョージア料理 Shindi

    プノンペン中心部、独立記念塔近くに開店したジョージア料理店「Sindi」です。これまでは、シェムリアップにありましたが、プノンペンに移転してきたそうです。ジョージアは、黒海東側にある国で、ウクライナのすぐ近くです。以前はロシア語読みのグルジアと呼ばれていましたが、ロシア嫌いの国民が多いことから、英語読みのジョージアに変更となった経緯があります。ジョージアは、シルクロードにあることから、料理は、東アジア、西アジア、遊牧民等の影響を統合しているとも言われます。今回は、日本でも有名なニンニク・チーズたっぷりの鶏肉煮込みのシュクメルリ(写真上)、大ぶり小籠包風のヒンカリ、チーズたっぷりのパンのアチャルリ、ケーキのような野菜料理のプカリ等をいただきました。どれも日本人として違和感なく、美味しくいただきました。私は、...プノンペンでジョージア料理Shindi

  • プノンペンで美味しいふぐ刺し 雅楽

    プノンペン南部、63通りにある高級和食「雅楽」です。雅楽のオーナーは富山ご出身とのことで、ブリやホタルイカ等、富山の名物が楽しめます。雅楽では、とらふぐも楽しめます。今回は、ふぐ刺し(てっさ:写真上:20ドル)をいただきました。目にも鮮やかな薄造りの鉄刺を、紅葉おろしでいただくのは最高です。薄造りといっても、ちょっと食感の残る厚みがあるのも好みに合ってます。私は、ふぐの皮(8.8ドル)も好物です。コリコリとした食感がたまりません。また、とらふぐヒレ酒(7ドル)もいただきました。黒千代香(黒ぢょか)で供されるのも素敵です。季節限定品ですが、美味しくいただきました。こうしたお店があって、日本食に不自由しないこともプノンペンの良いところの一つと思っています。なお、個室が満員のことも多いので、予約されることをお勧...プノンペンで美味しいふぐ刺し雅楽

  • 緑の気候基金 カンボジア気候基金に1億ドルを供与

    3月6日、緑の気候基金(GreenClimateFund:GCF)は、ルワンダで開催した理事会で、カンボジアを含む途上国向けの事業への資金供与(総額12億6000万ドル)を承認しました。カンボジアについては、カンボジア気候基金(CambodianClimateFinancingFacility’s:CCFF)向けに、合計1億900万ドル(約159億円)の資金供与を行うことが承認されました。緑の気候基金は、開発途上国の温室効果ガス削減(緩和)と気候変動の影響への対処(適応)を支援するため、気候変動に関する国際連合枠組条約(UNFCCC)に基づく資金供与の制度の運営を委託された基金です。今回の資金供与の対象は、カンボジア気候基金(CCFF)の分野横断的な目標の達成となります。具体的には、カンボジアの「国が決定...緑の気候基金カンボジア気候基金に1億ドルを供与

  • シアヌークビル港 2023年のコンテナ取扱量増加

    シアヌークビル港湾公社によりますと、2023年のシアヌークビル港のコンテナ取扱量は、79万7778TEUとなり、2022年の75万148TEUから6.3%増となりました。このうち、輸出は、39万5145TEUで、米国向けが37%、EU向けが28%を占めました。輸入は、40万2633TEUで、中国からが66%を占めました。日本は、これまでも多額の円借款や無償資金協力で、シアヌークビル港の整備に協力してきました。シアヌークビル港の新コンテナターミナルについても、第1フェーズ向けに2017年8月に235億200万円の円借款を供与したのに続き、2022年8月に第2・第3フェーズ向けに413億8800万円の円借款を供与して、その建設を支援しています。この事業は、カンボジア唯一の大水深港であるシアヌークビル港において...シアヌークビル港2023年のコンテナ取扱量増加

  • バケン浄水場第二期 試験運転開始 首都圏の上水供給拡充

    3月3日、プノンペン上水道公社は、プノンペンに上水を供給するバケン浄水場(第2期)が試験運転を開始したと発表しました。バケン浄水場の第1期は、2023年6月に完成しています。処理能力は19万5000立方メートル/日、総工費は2億4700万ドル(約350億円)です。フランス開発庁(AFD)、欧州投資銀行(EIB)、EU等からの支援を受けて建設されました。設計と建設はフランス企業ビンチ・コンストラクション・グランズ・プロジェクツ(VGGP)が受注しています。今回試験運転を開始した第2期は、同じく19万5000立方メートル/日の処理能力で、総工費は1億3440万ドル(約190億円)の予定です。プノンペン上水道公社(PPWSA)の既存施設の現在の処理能力は、プンプレック浄水場(15万立方メートル/日)、チュロイチ...バケン浄水場第二期試験運転開始首都圏の上水供給拡充

  • 官民ラウンドテーブル会議の開催(対カンボジア・オファー型協力)

    3月6日、日本の外務省は、関係省庁(総務省、経済産業省)、関係機関(JICA、JICT、JETRO、NEXI、JBIC)及び民間企業の参加を得て、対カンボジア・オファー型協力(デジタル分野)推進のための官民ラウンドテーブル会議(オンライン)を開催しました。外務省では、2023年6月に開発協力大綱の改定を行い、その中で「オファー型協力」を打ち出しました。オファー型協力は、外交政策上、戦略的に取り組む分野において、日本の強みを活かしつつ、開発協力目標や開発シナリオ、協力メニューを積極的に提案し、相手国と共に創り上げていくODAの新しい取組です。開発途上国の課題解決と同時に、日本の課題解決や日本の経済成長にもつなげていきます。その際、政府だけでなく、民間企業を始めとする様々な主体と連携しながら協力を進めていくこ...官民ラウンドテーブル会議の開催(対カンボジア・オファー型協力)

  • カンボジア中央銀行総裁 日本フィンテックフェスティバルに参加

    3月4日~8日をコアウィークとして、日本の金融庁は、日本のフィンテックの魅力を世界に発信し、フィンテックの更なる発展に向けたビジネス機会を創出するため、「JapanFintechWeek2024」を初開催しました。この中核イベントである日本フィンテックフェスティバル2024に、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行のチア・スレイ総裁が参加しました。3月4日、「JapanFinTechFestival2024」のフォーラム「ShapingtheFutureofFinTech:APolicyDialogueonAI」において、チア・スレイ総裁がゲストスピーカーとして登壇しました。このイベントには、各国の中央銀行関係者、著名な金融専門家、国際金融機関関係者等が参加しました。フォーラムでは、フィンテックとイ...カンボジア中央銀行総裁日本フィンテックフェスティバルに参加

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  • 凄腕シェフの高級和食 Hikaru Above Restaurant

    プノンペン中心部バンケンコンの高級和食「HikaruAboveRestaurant」です。日本の有名フレンチ等で修行されたシェフが目の前で美味しい料理を作ってくれます。店内は大きなカウンターが目立つ高級な造りです。メニューはお任せです。今回はランチコース(35ドル)をいただきました。アミューズからデザートまで6品です。夜のコースは99ドルからとのことです。味、プレゼンともに素晴らしいものでした。シェフとのお話も楽しいです。今回は昼でしたのでいただきませんでしたが、ワイン等もいろいろ揃っているようです。お勧めです。お試しください。HikaruAboveRestauranthttps://web.facebook.com/omakasephnonmpenhインテリアは高級イメージです。味もプレゼンスも素晴らし...凄腕シェフの高級和食HikaruAboveRestaurant

  • プノンペンで手打ちそば 吉 Japanese SAKE Bar

    プノンペン中心部バンケンコンの「吉JapaneseSAKEBar」で、手打ちそばを始められています。美味しい日本酒がずらりと並んだバーですが、本格的手打ちそばが味わえます。ざるそば、かけそば、両方とも美味しくいただきました。日本酒のバーということもあり、お昼は、冷酒が1ドル(!)でいただけます。今回はランチに伺いました。そば前に、だし巻き卵を頂戴し、ビールと冷酒をいただいてから、お蕎麦というのも乙なものです。温かいお蕎麦には、日本産のわかめを使ったわかめそばや、天ぷらのトッピングもあります。お客さんは日本の方が多いようでした。お勧めです。お試しください。吉JapaneseSAKEBarhttps://web.facebook.com/KichiPhnomPenhそば前にだし巻き卵と冷酒で一杯。温かいお蕎麦...プノンペンで手打ちそば吉JapaneseSAKEBar

  • 第1回日本カンボジア防衛次官級協議

    3月1日、日本の防衛省の芹澤清防衛審議官は、カンボジアを訪問し、ユン・ミン・カンボジア国防省長官と、シェムリアップにて第1回日カンボジア防衛次官級協議を開催しました。協議では、両国間の防衛協力・交流や地域情勢について意見交換を行い、引き続き、防衛協力・交流の一層の進展に向けて緊密に連携していくことを確認しました。ここ数年、日本の防衛省は、カンボジアとの防衛協議を積み重ねています。陸上幕僚長、統合幕僚長のカンボジア訪問、海上自衛隊護衛艦隊のシアヌークビル港への毎年の寄港、日本カンボジア防衛相会談等を実施しています。昨年は、日カンボジア防衛当局間協議、日カンボジア外務・防衛当局間協議を実施しました。更に12月のフン・マネット首相の来日時には、首相と吉田統合幕僚長との面談を実施し、両国の防衛問題やカンボジアでの...第1回日本カンボジア防衛次官級協議

  • カンボジア運輸物流総合計画 公表

    2月20日、カンボジア公共事業運輸省は、政府機関、民間200社等を集めた会議で、2023年8月に承認されたインターモーダル運輸物流総合計画2023~2033年(ComprehensiveMasterPlanonCambodiaIntermodalTransportandLogisticsSystem2023-2033:)を公表・説明しました。総合計画では、「運輸物流システムの開発と改善を継続する」とのビジョンの下で、4つの主目的を掲げています。(1)運輸インフラの量的拡充と改善、(2)運輸インフラと運輸サービスの効率性・効果の改善、(3)国家開発政策の支援に直結する運輸インフラの拡充と改善、(4)サービスの効果と物流コストの改善等です。また、開発戦略として、3つの主要運輸回廊、3つの第二次運輸回廊、4か所...カンボジア運輸物流総合計画公表

  • コマツ 第21回企業フィランソロピー大賞を受賞 カンボジアの地雷除去協力で

    建設機械メーカー大手のコマツは、第21回企業フィランソロピー大賞を受賞したと発表しました。3月1日に東京で贈呈式が開催されました。企業フィランソロピー大賞は、社会の課題解決のために、自社の経営資源(人材・ノウハウ・技術・情報など)を有機的・持続的に活用した社会貢献活動を顕彰し、広く社会に発信することにより、公正で温もりと活力ある社会を次世代に伝えることを目的として2003年に創設されました。今回の大賞は、コマツの社会貢献活動のひとつである「対人地雷処理とコミュニティ開発支援」の取り組みが評価されたものです。コマツは、建設・鉱山機械メーカーのノウハウを活かし、カンボジアを中心とする対人地雷の被害に苦しむ地域において、2008年から日本地雷処理を支援する会(JMAS)と共に、地雷処理から復興までのコミュニティ...コマツ第21回企業フィランソロピー大賞を受賞カンボジアの地雷除去協力で

  • 公共財政管理改革 引き続き進める フン・マネット首相も意欲

    2月14日、プノンペンで公共財政管理改革プログラム(PFMRP)第4期のレビュー式典が開催されました。フン・マネット首相、オウン・ポン・モニロット経済財政大臣他多数が出席しました。公共財政管理改革プログラム(PFMRP:PublicFinancialManagementReformprogram)は、カンボジア政府が取り組んでいる改革のうち、もっとも重要なもののひとつです。日本を始めとする各国(フランス、イギリス、オーストラリア、スウェーデン等)、国際機関(世界銀行、国際通貨基金、アジア開発銀行等)が支援を約束し、進められてきています。2004年に合意され、既に19年間進められてきています。現在実施中の第4期は、2023年~2027年を対象としています。第1期(2004年~2008年)は「予算の信頼性」、...公共財政管理改革引き続き進めるフン・マネット首相も意欲

  • 2023年の観光収入30億ドル 来訪客数545万人

    2月12日、カンボジア観光省は。2023年の観光実績を公表しました。訪問客数は、約545万人と2022年の227万人から2.4倍に増加しました。カンボジアへの訪問客数は、ピークの2019年661万592人から新型コロナの影響で急激に減少し、2020年130万6143人、2021年19万6495人となりました。2022年には予想よりも早い回復を見せ、2023年は、4年ぶりに500万人を突破しました。観光省では、2025年には700万人を目指すとしています。国別の訪問客数は、1位がタイ182万人、2位ベトナム101万人、3位中国55万人、4位ラオス37万人、5位米国18万人等となっています。新型コロナ以前は、最大の顧客だった中国からの観光客の戻りが鈍いことが目立ちますが、近隣国や欧米からの観光客がそれを埋めて...2023年の観光収入30億ドル来訪客数545万人

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  • 日本カンボジア絆フェスティバル2024 コスプレで盛り上がり

    「日本カンボジア絆フェスティバル」が、今年も2月22日(木)から25日(日)までカンボジア日本人材開発センター(CJCC)で開催されました。様々な企画が盛りだくさんで、いろいろな日本に触れることのできるイベントです。今年のテーマは、「MemoriesforOurNewChapter」でした。今年の目玉は、コスプレ大会でした。数多くの参加者が、素晴らしいコスプレでステージに登場し、満員の観客が大いに盛り上がりました。また、浴衣体験、折り紙、習字、うどん作り、お寿司作りといった日本文化紹介や体験等のイベントもありました。この他にも、様々なイベントや展示が盛りだくさんでした。いろいろなお店も出ていました。フィギュアやアニメグッズ等のお店も大人気でした。例年通り、多くのカンボジアの若者たちがコスプレを楽しんでいま...日本カンボジア絆フェスティバル2024コスプレで盛り上がり

  • プノンペンで「映える」ラーメン 豚骨火山

    プノンペン南部432通りに開店した大型のラーメン店「豚骨火山」です。タイやシンガポールに多くのお店を展開されているようです。豚骨系のラーメンを中心として、「映える」ラーメンが人気とのことです。ラーメン以外も、餃子や唐揚げ、丼もの等、メニューは豊富です。今回は、売り出し中の豚すき焼き火山(7.9ドル:約1170円)、火山醤油(6.9ドル:約1020円)等をいただきました。アツアツの石焼鍋に入った麺にスープを注いで、真っ赤な火山型の蓋をすると煙突から蒸気が噴火します。なかなか面白い演出です。ライスが付いてくるので、麺の後にはおじやを楽しめます。お客さんは地元の方が多いようでした。開店したての頃に伺いましたが、ほぼ満員の盛況でした。お試しください。豚骨火山https://web.facebook.com/Ton...プノンペンで「映える」ラーメン豚骨火山

  • 海上自衛隊 護衛艦 シアヌークビル港に寄港

    2月22日から24日まで、海上自衛隊の護衛艦「すずなみ」・練習艦「しまかぜ」が、カンボジア南部のシアヌークビル港に寄港しました。シアヌークビル港ではカンボジア海軍による歓迎式典が開かれました。護衛艦・練習艦には、海上自衛隊幹部候補生学校を卒業して初の外洋練習航海を行う初級幹部等、約440名が乗船しているとのことです。今回の航海は、訪問国との友好親善の増進及び「自由で開かれたインド太平洋」の実現に寄与すること等を目的としています。2月24日には、にカンボジア海軍との友好親善及び相互理解の増進を目的として、親善訓練を実施したとしています。また、在留邦人を対象とした特別公開も実施されました。多くの邦人が、護衛艦を見学したとのことです。最近、「親中派」とも言われるカンボジアでは、シアヌークビル近郊のリアム海軍基地...海上自衛隊護衛艦シアヌークビル港に寄港

  • 国民地雷啓発デー2023 地雷被害ゼロを目指して

    カンボジア地雷対策庁(CambodianMineActionandVictimAssistanceAuthority:CMAA)の発表によりますと、2023年の地雷・不発弾による被害者数は、死者4名、負傷28名(うち手足切断10名)の合計32名と、2022年の合計41名から減少しました。1996年には、死者911名、負傷者3409名(うち手足切断443名)に達していましたが、多くの関係者の27年間の努力により、死者・負傷者数を100分の一以下にまで減少させたことは高く評価されるものです。1979年から2023年までの累計で、死者は1万9822名、負傷4万5215名(うち手足切断9088名)となっています。これまでに約118万個の対人地雷、約3万個の対戦車地雷、約311万個の不発弾等を処理し、3024平方キ...国民地雷啓発デー2023地雷被害ゼロを目指して

  • 日経新聞 タイとカンボジア 最後の大ガス田 20年越し開発へ

    2月26日、日経新聞に「タイとカンボジア「最後の大ガス田」20年越し開発へ」と題する記事が掲載されました。著者は、カンボジアを含むアジア地域に大変詳しい高橋徹編集委員・論説委員です。記事では、「東南アジア最後ともいわれる巨大な天然ガス田の開発が、ついに動き出す可能性が出てきた。国境が未画定の海域で、タイとカンボジアが共同開発に向けた協議に入る。」としています。タイ側によると20兆バーツ(約83兆円)相当の埋蔵が期待できるといわれ、「ASEAN域内のラストリゾート」とも呼ばれているとのことです。カンボジアとタイの間では、タイ湾の海上の国境線が確定しておらず、双方が領有権を主張する2万6400平方キロメートルの重複主張海域(OCA)が存在しています。この海域では、石油・天然ガスが豊富に埋蔵されていると見られて...日経新聞タイとカンボジア最後の大ガス田20年越し開発へ

  • カンボジア上院選挙結果 予想通りの与党人民党の大勝

    2月25日、カンボジアの国家選挙委員会は、同日に投開票した上院議会議員選挙について、与党のカンボジア人民党の得票率が85.9%だったとする集計速報を発表しました。フン・マネット首相は、SNSで全58議席のうち「55議席を獲得した」と勝利宣言しました。野党ではクメール意思党が11.9%と人民党に次いで多くの票を集めました。国民の力党やフンシンペック党はいずれも2%以下にとどまった模様です。このため、人民党以外では、クメール意思党が数議席を獲得する見込みです。有力野党のキャンドルライト党は、昨年の国民議会(下院)選挙と同様に参加できませんでした。上院議員選挙は、58議席を対象に、6年に1度実施されます。下院に当たる国民議会議員(定員125人)と地方議員に当たるコミューン評議会議員(1万1622人)が投票する間...カンボジア上院選挙結果予想通りの与党人民党の大勝

  • 国際金融情報センター カンボジア概要レポート2023

    2月15日、国際金融情報センター(JCIF)は、「カンボジア:概要レポート(2023年度)」を公表しました。著者は、アジア第2部の杉原諒研究員です。レポートでは、政治・社会・外交(国土/略史/内政/社会/気候変動への取組み/外交)、経済(経済成長/雇用/財政/金融/国際収支/直接投資/対外債務)、日本との関係について、最新のデータも含めて詳細に分析されています。政治につては、「2023年7月23日のカンボジア国民議会(下院)議員選挙で与党人民党が全125議席のうち120議席を獲得した。8月22日にフン・セン首相は辞任し、長男のフン・マネット氏が新首相に就任した。」としています。経済については、「2022年の実質GDP成長率は衣料品、履物、自転車等の製造業が好調だったことに加え、観光業が持ち直しサービス業が...国際金融情報センターカンボジア概要レポート2023

  • メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

    ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。配信御希望の方は、下記のアドレス、またはブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」https://www.mag2.com/m/0001154670.html↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓にほんブログ村メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

  • かわいいラーメン屋さん NARUTO

    プノンペン南部454通りのラーメン居酒屋「NARUTO」です。場所は、ロシアンマーケットの南東になります。お店は落ち着いた造りで、ラーメン屋さんらしい感じです。メニューは、博多とんこつ系のラーメンを中心に、カレーや丼もの、おつまみもあります。今回は、当日のおすすめ(お値段2割引き!)だった「なると特製つけ麺」(写真上)をいただきました(定価5.5ドル、2割引きで4.4ドル)。魚介系のつけ汁に、もっちりした太麺で、一口食べて「美味しい」と思わせてくれる味でした。おなかに余裕があったので、スモールラーメン(1.8ドル)もお願いしました。こちらはとんこつスープに細麺で、良い感じでした。お値段は全般的にリーズナブルです。日曜日の昼下がりだったので、お客さんは少なかったです。最近、プノンペンはラーメン店の出店ラッシ...かわいいラーメン屋さんNARUTO

  • コンポントム ゆったりとした雰囲気のホテル Sambor Village

    カンボジア中部のコンポントム州の州都のコンポントムにある雰囲気のホテル「SamborVillage」です。世界遺産のサンボープレイクックの専門家の日本人女性が経営されています。場所は、コンポントム中心部から車で5分ほどですが、川に面した静かな環境です。入り口がちょっとわかりにくいのでご留意ください。ホテルは、池を囲んだコテージタイプです。レストランは、プールに面していて開放的なクメール建築です。今回は、1年ぶりにランチでお邪魔しました。メニューは、クメール料理中心ですが、トンカツやかつ丼等の和食メニューもあります。今回は、プールを見渡すレストランの2階で、クメール料理を頂きました。ほっとする味で、美味しく頂戴しました。お値段はリーズナブルです。他のお客さんは、高齢の西洋の方々でしたが、のんびり過ごすのには...コンポントムゆったりとした雰囲気のホテルSamborVillage

  • カンボジア 2024年1月の物価上昇率

    国家統計庁から発表された2024年1月の消費者物価上昇率(対前年同月比)は、マイナス0.5%でした。物価上昇率は、2012年以降、安定的に推移しており、2018年1月以降は概ね3%未満で推移していました。2021年9月からは久しぶりの大幅上昇となっていましたが、2022年7月以降は低下傾向となっていました。2023年7月以降、若干の上昇に転じていました(2019年1月1.6%、2月2.4%、3月2.3%、4月2.6%、5月2.3%、6月1.6%、7月2.2%、8月3.1%、9月1.7%、10月1.3%、11月1.8%、12月3.1%、2020年1月3.6%、2月2.7%、3月2.8%、4月1.9%、5月2.4%、6月3.2%、7月3.1%、8月2.0%、9月2.9%、10月3.7%、11月3.7%、12月...カンボジア2024年1月の物価上昇率

  • シアヌークビル空港の新ターミナル建設へ

    2月1日、スン・チャントル副首相兼カンボジア開発評議会第一副議長は、カンボジアの空港に投資してきたフランス系のVINCI社と面談しました。この中で、VINCI社は、シアヌークビル空港のターミナル拡張工事を2026年までに完了させたいと述べたとのことです。VINCI社は、子会社のカンボジア・エアポーツ社を通じて、シアヌークビル空港の運営を受託しています。シアヌークビル空港ターミナル拡張計画については、2019年9月に承認されていましたが、新型コロナの影響等で延期されていました。当初計画では、2020年初頭に着工予定の第1期工事で空港の旅客処理能力を360万人規模に拡大し、2022年に開始予定の第2期では旅客処理能力を1000万人まで拡大するとしていました。既存のシアヌークビル空港のターミナルは、2018年6...シアヌークビル空港の新ターミナル建設へ

  • 腐敗認識指数 8ランク後退の158位

    1月30日、世界各国の汚職を監視している非政府組織トランスペアレンシー・インターナショナル(本部ベルリン)は、2023年版「TI腐敗認識指数」を発表しました。カンボジアの今年の指数は22点(100点満点)で、順位は180か国中158位でした(昨年は24点、150位)。東南アジア諸国の中では、ミャンマーに次いで下から2番目となっています。カンボジアは指数を、2019年の20点から、2020年21点、2021年23点、2022年24点と、地道に改善してきていましたが、2023年は22点にとなりました。腐敗認識指数(CorruptionPerceptionsIndex:CPI)は、トランスペアレンシー・インターナショナルが、1995年以来毎年公開しているもので、公務員と政治家がどの程度腐敗していると認識されるか...腐敗認識指数8ランク後退の158位

  • カンボジア認定事業者AEO制度が運用開始 通関時に優遇

    1月26日、カンボジア関税消費税総局(GDCE)は、ミネベア・カンボジア、華為技術(ファーウェイ)・カンボジア、GGEARグループの3社をカンボジア認定事業者(AEO)に認定したと発表しました。2023年5月にAEO制度の運用が開始されて以降、初めての認定となるとのことです。AEOに認定されると、通関時のコンテナスキャンが原則免除となります。また、現物検査の削減、納税前の貨物受け取りなどが可能となるとしています。更に、ASEAN加盟国等、相互認証された国との間で認められた優遇を受けることができるようになります。ASEAN10カ国の税関当局は、2023年9月にAEO相互認証取り決め(AAMRA)に署名しています。ブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、シンガポールは2023年中に試験運用を開始...カンボジア認定事業者AEO制度が運用開始通関時に優遇

  • 第27回日本カンボジア官民合同会議 予測可能性の重視を求める

    日本とカンボジアは、日本・カンボジア投資協定に基づき、概ね1年に2回の定期協議会(官民合同会議)を実施しています。2月15日に第27回官民合同会議がハイブリッド方式で開催されました。植野篤志日本大使とスン・チャントール副首相兼カンボジア開発評議会(CDC)第一副議長が共同議長を務めました。会議には、カンボジア側は関係省庁の関係者、日本側は日本人商工会、JETRO、JICA等の関係者等、多数が参加しました。植野大使は、日本からの投資を増やすためにも、まず既に進出している日系企業の直面する課題を解決すること、更に政策の予測可能性を高めることが重要であると提言しました。この合同会議では、カンボジアの投資環境を改善するために、日本企業が直面する問題について、政策・法律といった大きな課題から、事務手続きの改善といっ...第27回日本カンボジア官民合同会議予測可能性の重視を求める

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    ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。配信御希望の方は、下記のアドレス、またはブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」https://www.mag2.com/m/0001154670.html↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓にほんブログ村メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

  • 新オーナーで新たな出発 虎二郎

    プノンペン南部、ロシアンマーケット近くの123通りにある気軽な焼肉酒場「虎二郎」です。今般、新オーナーに日本人女性を迎えて新たな出発です。お店は、黄色い壁にユニークなポスターが並んで昭和レトロな感じです。昔ながらのガスコンロで焼肉するのも懐かしい感じがします。メニューは焼肉メインですが、おつまみ類も豊富です。今回は、まずおつまみに、氷下魚(こまい)、生わかめ、浅漬け等をお願いしました。メインに、好物の野菜たっぷりしゃぶしゃぶ(写真上)を頼み、〆には冷麺を堪能しました。しゃぶしゃぶは、細切りの白菜や春菊をたっぷりお鍋に入れて、豚肉をしゃぶしゃぶして、巻いて食べます。とてもヘルシーで美味しかったです。野菜を追加して、キノコセット、大根と人参の細切りも入れてたっぷり食べてしまいました。〆に、冷麺をお願いしました...新オーナーで新たな出発虎二郎

  • バレンタインデー2024

    2月14日のバレンタインデーはカンボジアでも一大イベントです。日本では女性からチョコを贈る日となっていますが、カンボジアでは「ADayforLovers」として、男性が女性をデートに誘ったり、プレゼントを贈ったりする日として定着しつつあります。街角には、花束やぬいぐるみを売るにわか露店(写真上)がたくさん現れます。街では夜遅くまで、花束を持った女性をバイクの後ろに乗せたカップルがたくさん見かけられます。新聞報道によりますとプノンペンの中流階級の若い男性の多くはこの日を「勝負の日」と考えているそうで、バレンタインデーは「1年で最も危ない日」と言われているとのことです。大人側は、この傾向をあまり好ましくは思っていないようで、教育省ではバレンタインデーに関する声明や通達を発表し、学校での適切な指導を行うことを求...バレンタインデー2024

  • シアヌークビル州投資促進特別プログラム2024発表 効果は未知数

    1月31日、フン・マネット首相は、「シアヌークビル州投資促進特別プログラム2024(theSpecialProgrammetoPromoteInvestmentinPreahSihanoukProvince2024)」を発表しました。シアヌークビルでは、中国を中心とする外資による不動産開発が多く行われましたが、中国の不動産不況や新型コロナの影響を受けて、多くの事業がとん挫しており、放置されている未完成の不動産物件の取り扱いが課題となっています。カンボジア政府によりますと、未完成の建物が362棟、完成したものの使用されていない建物が176棟に達しているとのことです。これらを完成させるには11億6100万ドル(約1720億円)の資金が必要だとしています。特別プログラムでは、税制優遇などによって、未完成物件を完...シアヌークビル州投資促進特別プログラム2024発表効果は未知数

  • 中央銀行 年次会合開催 経済は安定的

    1月25日・26日に、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は、2023年の実績を評価し、2024年の業務の方向性を明らかととするための年次会合を開催しました。チア・スレイ総裁は、カンボジアのマクロ経済は安定的であると述べました。。NBCは、「2023年のマクロ経済と記入セクターの発展及び2024年の見通し」と題するレポートを公表しています。GDP成長率は、2022年5.2%、2023年5.5%から、2024年は6.4%に達すると予測しています。成長要因としては、観光の回復と縫製以外の製造業の堅調を挙げています。他方、縫製業、建設・不動産業の不振は続くものと見ています。物価上昇率は、2022年5.4%から、2023年2.1%、2024年2.5%と落ち着いてくるものと予測しています。為替につ...中央銀行年次会合開催経済は安定的

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